1月の北海道は日中でも氷点下。まだまだ寒く、川は雪で閉ざされており、12月初旬の釣り以降、川には入っていない。尤も冬は冬の趣味で忙しいので釣りが始まるのは3月くらいになるだろう。
ランディングネットについて。夏場、川まで自転車で行く事が多かったり、時には自転車通勤の仕事の行き帰りに川に立ち寄ったリ、積雪があるうちは川まで歩かなければならない。今まで渓流用の木枠のネットを使っていて、かれこれ20年くらい使っているが、携帯性の高いものが欲しいと考えていた先日、インスタネットを入手することができた。
インスタネット。アメリカのハンディーパックネット(Handy Pak Net)社というメーカーの折りたたみ式のコンパクトネット。必要な時にケースから引き出せば一瞬で立派なネットになるという、ポップアップテントのような構造のネット。このネットは1955年から60年以上の歴史を持ち、世界中のフィッシャーマンが愛用しているネット。
今回入手できたものはラバーネット。ラバーがかさばる感じはあるけど、フックが引っ掛からないからいいだろう。ハンドルは前の持ち主が塗ったものとか。ケースはインドネシアのバリ島で制作されている、ワイズカスタムのインスタネット用のケース。多少縫製の解れがあるものの、年季が入っていていい感じ。
ケースから出してみると、スムーズにパッと開く。大きめのサイズのネットでいい感じ。しかし、いざ畳もうとすると畳み方が難しい。インターネットで畳み方を調べて見るが8の字にしてから畳む方法ではうまくいかなかった。結局、ネットの先端をグリップ側に被せてウサギの耳のような形を作ってから畳む方法でうまくできた。何回かやってみて、慣れると簡単だが少しコツがいるかも。ポップアップテントもそういえば畳むの苦手でいつも悩みながら畳んでいるので、そんな感じだ。
さて、春からの釣り。このネットでいいサイズの鱒を掬えるか。楽しみである。
↓ Handy Pak Net インスタネット 革ケース ウッドハンドル ラバーネット
ウッドハンドル/ ラバーネットのは意外と高い。
↓ Handy Pak Net インスタネット プラケース プラハンドル ナイロンネット
こちらは上の約1/2以下の価格でリーズナブル。(記事作成現在)
↓ダイワのワンタッチネット。サイズが少し小さすぎたので、こちらは検討外。
↓いつも本流で使うロッドはこれ。2ピースなのでパックロッドがほしいところ。