Yoko no Rhythm, Tate no Rhythm

人生を豊かにするために好きなことを時間の許す限り。ルアーでのトラウトフィッシング。スケートボード・スノーボードなどの横ノリとMTB・テレマークスキーなどの縦ノリ。音楽、の時間の話題を中心に。

北海道はトラウト王国か熊王国か。

最近、北海道では熊の出没が増えている。
今年(2021年)6月には、札幌市の東区の市街地に熊が出てニュースになった。
私が住んでいるこの場所も、今年7月~8月はニセコアンヌプリの登山道や、勤務している職場の裏山あたりで熊が出たそうで、自転車通勤、しかも夜勤の時は暗い中を自転車で帰る身としては、甚だ恐ろしいのである。

熊、腰かける
子熊、木に登る

↑写真はフリー素材のページから拝借いたしました。

熊もこんな具合にのんびり腰かけていてくれたり、子熊のように愛らしい大きさだったらもう少し印象が違うのだろうが、子熊の近くには親熊がいるし、のんびり腰かけていてくれそうにない。

 

今年再開した釣り。釣りに行く場所は、家から自転車で行ける尻別川の本流。市街地もしくは市街地近くのスポットのため、今のところ熊の心配は全くない。

 

10年以上前には、町内でも熊の目撃件数が最も多い大和地区の尻別川支流の小渓流に、多少熊にビクビクしながら釣りに行っていたこともある。先月、運悪く釣りに行けるタイミングで本流が増水していた日など、その小渓流を目指そうか迷ったが、歳をとったせいか「今年熊多いよね」と聞くと躊躇してしまい、まだ今年は訪れていない。釣行は大抵一人だし。

↓10年以上前のいかにも熊が出そうな渓流

こんな小渓流で釣りをしたい

10年以上前は、ルアーの釣り以外にも、春のバックカントリースノーボードや、夏山登りを一生懸命やっていた頃なので、熊への恐怖心はあったにせよ、それらの楽しさが先立ち山に出かける事を躊躇することは無かった。単独でも山に入っていたし。

 

さらに遡って小学生の頃は、当時住んでいた町の外れに流れていた川の上流に子ども同士で釣りに行き、その際は常に爆竹を携行。熊を恐れながらも小学生だけで日常的に釣りに行っていた。じかも自転車でだ。今思うと皆凄い度胸だ。よく親たちも止めなかったなと思う。

 

さて、今は歳を取り熊が怖いので、熊が多い所への入渓は、どうにも躊躇してしまう。しかも最近は熊の話題に欠くことがない北海道。

 

北海道ではどこでも熊が出る可能性がある事は事実。「北海道では、1962年以降、ヒグマによる死傷者がゼロだった年は5回しかない。」そうだ。

 

今週の休みは朝方まで雨予報。尻別川の本流は濁るだろうな。熊の出そうな小渓流は魅力だが、さてどうしようかと、魚と熊を天秤にかけながら残り少ない釣りシーズンの行き場所を思い悩む、眠れない、週半ばの長い夜。

 

そういえば、先日、いつも行くスポットの大抵の人が車を停めている場所(私は自転車でしたが。)に、弁当の空や紙コップなどのゴミが散乱していた。また、川を歩いていたら、マスが頭と尾ビレだけの無惨な姿で捨てられていた。こういうのを見るたび釣り人が・・・と思うと悲しくなる。

 

その場所は熊が出るようなところではないが、山や川へ放置されたゴミ(特に飲食物)や捌かれた魚の残骸は、時に熊にも興味を持たせてしまい、熊が人間のテリトリーに近寄ってしまう大きな原因となる。環境を守る意味はもちろんだけど、それに加えて、熊との遭遇を避けるためにも、ゴミは捨てずに持ち帰るようお願いしたい。

 

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熊グッズ、思えば今1つも持っていないなあ。あ、でも熊鈴と熊の本は確かどっかにあるなあ。