Yoko no Rhythm, Tate no Rhythm

人生を豊かにするために好きなことを時間の許す限り。ルアーでのトラウトフィッシング。スケートボード・スノーボードなどの横ノリとMTB・テレマークスキーなどの縦ノリ。音楽、の時間の話題を中心に。

もやっとした朝にはブルースを

北海道はまだまだ涼しい(寒い日もある)ですが、これから暑くなっていきます。もうすぐ北海道の短い本格的な夏が始まります。
今日は日曜日。世間は休日ですが私は仕事です。子供たちは母親とお出かけ。
空模様も曇り。
そのような朝のけだるさにはブルースが似合います。

中学時代は当時流行りの日本のバンド、高校時代は60~70年代の洋楽ブルースロックやその流れで60-80年代のUKもの、いわゆるMODS的なバンドにはまり、高校生活後半からは戦前ブルースにはまりました。

オジサンになった今は、時間的制約や、経済的制約などから新しい音楽に触れる機会は少ないのですが、その当時の思い出とともにそれらを聞くことが多いです。

今日はブルース。Big Bill Broonzy(ビッグ・ビル・ブルーンジー)というアーティストの音源を聞いています。

Big Bill Broonzy

Big Bill Broonzyは、1893年または1898年6月26日に生まれ(生まれは定かではないそうですね。)、1958年8月15日に没するまで、生涯で300曲近くのブルースを作曲した、シカゴ・ブルースの礎を築いたシンガー&ギタリストです。電気ギターを演奏に取り入れたりして、ラグタイム・ブルース→カントリー・ブルース→シティ・ブルースとブルースを進化させたブルースマンです。

私が彼を知ったのは、70年代ロックを聴いていた高校時代、エリッククラプトンの参加したデレク・アンド・ザ・ドミノスのアルバム「Layla and Other Assorted Love Songs(邦題は「いとしのレイラ」)のなかの、「Key to the Highway」からでした。これが彼の曲だと知って、彼のアルバムを買ったのですが、ブルースに魅了される第一歩となりました。

尚、Big Bill Broonzy のWikipediaで見ると、彼が演奏していた時代は他のブルースマンより売れてはいなかったようで、「彼の人生の大半では、寝台車のポーター、コック、鋳物工、守衛をして収入を稼いでいた。」とありました。苦労されたのでしょうね。その生活の臭いと哀愁が彼のブルースに現れているような気がします。

それにしても、今の時代、音源が容易に、しかも安価に入手できますね。
私が高校生の頃はブルースのCDなんて、都会の大きなレコード店に行かなければ無かったし、たいして種類も豊富ではなかったのですが。
今では、こんな素晴らしいアルバムが安価で入手できます。しかも都会に行かなくても。便利な時代です。

Anthology

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