Yoko no Rhythm, Tate no Rhythm

人生を豊かにするために好きなことを時間の許す限り。ルアーでのトラウトフィッシング。スケートボード・スノーボードなどの横ノリとMTB・テレマークスキーなどの縦ノリ。音楽、の時間の話題を中心に。

インスタネットの小カスタマイズ・ネジなど

 ネットに色を付けたり、フレームを収縮チューブで黒くしたりと、ちょいちょい弄ってきた愛着あるハンディパックネット、通称インスタネット。

↓今日はこの話題です。ビスとD環。

インスタネット ネジとリーシュコード留めのカスタマイズ


 自転車で釣りに出かけていた頃は、畳んでポケットに入れられるのでとても便利と感じていたが、今や車に頼り、ほとんど自転車釣行が無くなってしまったので、釣りの最中を含め、畳むことがほとんどなく、インスタネットである必要性が感じられなくなっている今日この頃ですが。

 川では畳まずに、マグネットリリーサーで背中から下げていたネット。しかしいつの間にか外れていて落としてしまったことも。
 

 そんなこともあり、マグネットリリーサーだけではダメと感じ、リーシューコードを一昨年から用意した。リーシュコードはフリマサイトで鹿角が付いたハンドメイドのものをチョイス。

 

 最初はタイラップで無造作にハンドル端部の穴に留めていたがなんか味気ない。


↓は当初のタイラップの時。ネジも純正のボルト。

インスタネット レインボートラウト 虹鱒


 さてどうしよう。ハンドル端部の穴にD環を付けてみた。ハンドルの厚みを図ってちょうど良さげなものをアマゾンでぽちっと。D環 ネジ式。690円。


 ついでに、ハンドルのネジも交換。実は以前、川でネジが外れ、純正ネジのワッシャーが1個無くなってしまっていた。良い機会なので、真鍮製のシカゴスクリューなるものを付けてみた。

インスタネットハンドル

 フリマサイトなどでもインスタネット用の飾りネジとして、このようなスクリューが売られているが、AMAZONの革細工用のものの方が少し安め。

↓自分が購入したものはもう販売していなかった。シカゴスクリューの12㎜で角が丸めのもの。下は別の商品。

 フリマサイトで売られているスクリューはこんな風に模様が入っている。これもまたよい感じ。AMAZONでも売っていた。ただ、高さ10㎜なので、どうだろう?

 

 渓魚と撮るとこんな感じ。まあ誰も気づかないけど。完全に自己満足の世界。

 少し雰囲気かわったかな。

 

ちなみに、私のインスタネットは、

↓インスタネットウッドハンドルMサイズ。

↓そしてラバーネットに交換する。

↓そしてラバーネットを染める。

フレームを収縮チューブで覆う。

ということをしています。

ウェダーのフェルト ソール 剥がれ修理にゴリラグルー

ウェダーのフェルトソールが剥がれる。そんな時の修理についての試行錯誤のお話です。結論から言います。ウェダーのフェルトソールの剥がれに有効な接着剤。
自分はこれからは、

「ゴリラグルー」 一点でいきます。

自分の釣りのスタイルとして、

○釣りの時間は、仕事前数時間や、休みの日の午前限定・・・という隙間時間しかとれない。
○険しい原流域など、渓流を何時間も歩くことはほとんどない。

という事から、準備の早さを重視し、ウェダーは、ブーツウェダーを使っている。

ソックスウェダー+ウェーディングシューズという組み合わせは、かっこ良さと歩きやすさからは、とても惹かれるのだけれども、私の釣りでは早い・そして安いが常に優先される。結果、ブーツウェダーになってしまった。

ブーツウェダーは、WILD-1(Jointer)のハイブリッドチェストブーツウェダーを使っている。https://www.jointer.jp/product/detail/hybrid_chest_boots_wader/

↓のリバレイのウェダーとほとんど同じ

 これも含めて、今まで使ったブーツウェダーは穴が開く前に大抵フェルトソールが剥がれる。

 

 剥がれるたびに、接着剤を剥がれた箇所に注入して、ガムテープをぐるぐる巻いて圧迫し、くっつけるのだけど、やっぱり一旦全部剥がしてヤスリで整えてくっつけなければ、すぐに剥がれてしまう。

しかし、全部剥がしてソールをくっつけなおすのは一苦労だし、その間の替えのウェダーが無い。(ホームセンターウェダーがあるけど、これも剥がれて補修を繰り返している。)なので、毎年接着剤注入の簡易補修を繰り返す。

今迄試してきた接着剤は、
○PROXのフェルトソール交換品に入っていた接着剤

阪神素地 S-58フェルト補修用接着剤

○セメダインスーパーX超多用途

○SHOEGOO

など。

PROXの接着剤は、ホームセンターウェダーのソールが初めに剥がれたときに、ソールを剥がして交換品をくっつける補修をした時のもの。
張替したら、さすがにある程度強度が保てた。しかし、やり方がまずかったのか、半年もしないうちに再び剝れだした。

阪神素地S-58もセメダインXもSHOEGOOも、とりあえず着くけど1回の釣り行き後に見ると既に剥がれ出しているのが分かる。数回で元のように剥がれる。順位的には、優秀な方から1位 S-58 2位 セメダインX 最下位Shoe Gooといったところ。

もうこれは、底に穴が開かない程度にタッカーなどで止めるしかないのか、と思っていたときに、ホームセンターで目に入った、「ゴリラグルー」の宣伝映像。ゴリラがテープや接着剤をもってこれ見よがしにくっつけるあれ。

これは試す価値あり、と思い、ホームセンターより安価なAMAZONで購入。

いつものように隙間の空いたフェルトとゴムのソールの間にゴリラグルーを注入する。
ゴリラグルーは事前に水を吹きかける必要があるらしく、接着剤を入れる前に軽くフェルトソールに霧吹きで湿らせる。

接着剤注入後、ガムテープでぐるぐる巻き。2日間そのまま置いてくっつき具合を確認。しっかりくっついている様子。


補修後、既に川で5回使用。1回2~3時間の釣行だけど、写真の通り、まだ全く剥がれていない。


これからも剥がれの様子をみていきますが、これは結構使えそうです。

Made in Japan。カーディナル3グリーンラインのこと

昨年秋、カーディナルC3グリーンラインをいただきました。

Cardinal C3 グリーンライン

塗装も至るところ剝れていて、くたびれたカーディナル3。プライマーと黒の塗装で少し綺麗にしてみました。純正ハンドルは塗装を削ってみました。

 

カーディナルC3の紹介です。

1984年に登場し、日本で作られたC3の初期型モデルで、緑のラインにCardinal3のロゴ。その後、緑ラインも無く真っ黒になったC3は、90年代の後期型から中国製になっているそうです。

 

言わずと知れたカーディナル33からのデザインを踏襲し、カーディナルの代名詞のウォームギヤやスターンドラグ(リヤドラグ)はそのままに、シンプルかつ堅牢な造りを維持しつつ、新たな機能を加えた日本製リールです。名古屋の瑞穂製作所というところが作っていたとの事。

 

その新たな機能とは。スプールがアウトスプールになっていたり、カリカリ音のしないサイレント機能だったり、ハンドルを左右に変えられたり、ベールアームを手で戻せる機能があり、ベール周りのスプリングの方式が変わっていたりと、33とは結構な違いがあります。

当時としては非常に画期的だったでしょう。

Cardinal C3 グリーンラインとCardinal33

良い所と悪い所。
よく言われる短所が、ベールスプリングです。2回転トーション方式とのことですが、良く折れるようです。また、サイレントストッパー機能がある事による弊害。ハンドル正転からストップしたときにハンドルが半回転戻る現象があります。

 

ベールスプリングは強化スプリングなどに交換すしたり予備を持っておくとか、ハンドルの戻りはアンチリバーススクリューやスプリングを33のものに交換する「カリカリチューン」により修正されるようです。「カリカリチューン」はそのうち導入しようと考えています。

いただいてから、今まで、ハンドルの交換とラインローラーの交換を行いました。
塗装剥げ剥げの純正ハンドルは削って銀仕上にしていましたが、ちょうど、NSクラフトさんからROBOハンドルの限定ヤマメに新色がでていたので、これをチョイス。黒のボディに濃紺の艶が見事に嵌りました。

NSクラフト ROBOハンドル 限定ヤマメ ブルー
NSクラフト ROBOハンドル 限定ヤマメ ブルー 装着

また、ラインローラーはIOSのCタイプに変更。
このラインローラーを変えるときに気づいたのですが、C3の真っ黒の後期型には付いていない、ラインローラー受けがグリーンラインにはあるのでした。

グリーンラインのこのラインローラー受けには、ラインが時々引っかかってしまう事があったようで、後のC3では無くなっています。IOSのラインローラーの取り付け方の説明は、黒のC3が使われているため、この受けの部品が写っておらず困惑しました。

 

今はこのような状態の私のグリーンライン。欲を言えばWCSさんのスプールやドラグノブにしたいですが公式サイトの抽選に当たらず、オークションなどではどれも高額で手が出ませんので、いつかの夢としておきます。

秋の渓流にてデビュー戦 カーディナル3 グリーンライン

秋の渓流にてデビュー戦 Cardinal C3 グリーンライン

渓流はカーディナル33とグリーンラインを交互に使っています。これからのシーズン楽しみです。

Cardinal

Cardinal

Amazon

↑カーディナルを持っているならこの書籍。

カーディナル33 復刻版 ローター変更でイメージチェンジ

カーディナル33の復刻版です。カーディナル33の本体の緑とローターのアイボリーの組合せはとても気に入っているのですが、同じく所有しているカーディナル44と同じカラーリング。

カーディナル33 Cardinal33

どちらか1台を別の雰囲気に変えてみたいなと思い立ち、復刻版33の方のローターの色を黒にしてみました。

黒のローターは、カーディナル3BPのものや3RDのものが、別パーツで入手できます。

ローターを変える方法です、
①スプールとローター内のオートベールリターンのためのトリップレバーとスプリングのパーツを外します。
②ローターを止めているローターナットを14mmのメガネレンチで緩めます。
③ギアが詰まっている本体の蓋を開け、末端でメインシャフトを止めているEリング(クリップのような小さいリング)を外します。
④メインシャフトを引き抜くと、ローターナットを外すとローターを外すすことができます。
⑤ローターを変えるので、ベールやベールスプリング、ラインローラーなども外します。

最後はローターを3BP用のものに変えて組み立てるだけです。

※分解時の写真は作業に集中していて撮るのを忘れてしまい、下のものしかありません。

カーディナル33分解

カーディナル33 ギアボックス内

3BP用のローターを嵌めるときに、おそらく前の33復刻のものとの精度の違いなのか、初め上手く嵌りませんでした。嵌め込む時の角度を変えたりと試行錯誤すること5分、どういうわけか嵌りました。

 

仕上がりのイメージですが、かなり変わりました。
アイボリーのカーディナルは何となく優しい雰囲気なのですが、黒のローターが精悍なイメージを出したように感じます。

カーディナル33 ローター交換後

33復刻版と3BPは発売時期が違うので、精度などの違いから、ボディやベールスプリングなどとの相性が少し心配でしたが、今のところ問題なく動作しています。

↓ 変更前

カーディナル33(白ローター) と虹鱒

 

↓変更後

カーディナル33(黒ローター) と虹鱒

 

33のイメージを少し変えたい方にはお勧めです。

↓カーディナルの分解にはこの工具

↓愛用しているカーディナル用のシャロ―スプール。(Avail製)

 最近新しくなりましたね。

↓ラインローラーはIOSのものがおススメ

 

名作ジョイントルアー「カウントダウンジョインテッド」

お気に入りのルアーは人それぞれあると思います。自分にとってのお気に入りの1つ。それはラパラの名作ジョイントルアーである、カウントダウンジョイント。通称CDJ

ラパラ カウントダウンジョインテッド CDJ-7

ラパラ カウントダウンジョインテッド CDJ-9

カウントダウンジョイントとの最初の出会いは川でした。枝に引っ掛かっていた誰かがロストしたルアー。その見事なまでのレトロさ。腹側にはCOUNTDOWNと書いてあります。リップが変な形。それはCDJ-7でした。

ラパラ カウントダウンジョインテッド CDJ-7

ラパラ カウントダウンジョインテッド CDJ-9

 CDJは9㎝と7㎝を持っています。9cmは10g、7㎝は6gです。既に廃番ルアーですが、たまに限定復刻していたようです。しかし今はなかなか売っていないので、フリマアプリで安く出ているのを狙ってます。

 

 レトロ感満載のCDJ。気になる泳ぎはというと、スローで泳がすとクネクネ、ヌメヌメと弱った魚が泳ぐアクションで泳ぎ、早く巻くとでキビキビとした泳ぎです。

 

 小型オフセットリップでは速い流れでも泳ぎの破綻限界が高い。とのことですが、あまり速い流れで使ったことないな。

 

 バルサ製のラパラですが、割とよく飛びます。

 

 欠点は根掛しやすいことか。1本根掛でロストしました。しかも買ってすぐの出来事。そりゃ凹みました。

ラパラ カウントダウンジョインテッド CDJ-9
 
 北海道ではイトウ釣りに実績があるそうですが、まだ私のCDJにはイトウが掛かった事はありません。いつかかかってくれるのか。

 

 現代のルアーのリアルさからはかけ離れたレトロなルアー。このレトロ感に共感してくれる鱒はぜひ、追いかけてきてほしい。

 

↓アマゾンではフローティングタイプは販売している様子。
 フローティングでもイトウには有効みたいです。

 

 

スピナーの糸よれ防止の優れもの -カシメルスイベル

 久しぶりの記事になります。

 自分は渓流では、ミノーの他にルースターテールやブレットンなどのオールドスピナーを使う事が多いです。ミノーで出なくても、早春を除けば、スピナーを最終手段で投入すると、割とヒットしてくれます。どうにも釣れない時には、オールドスピナーの登場率が高いです。


 オールドスピナーは中古で安く手に入れられることが魅力ですし、実績も現代のスピナーに劣る事は決してありません。


 下はお気に入りのBrettonです。ブレットンは、フランスメイドの何の変哲もないスピナーですが、こやつはなかなかの実力者。

Bretton ブレットン フランス製 オールド スピナー

 

 一方、最近のスピナーであるスミスのAR-Sやニアキス、ダイワのシルバークリークスピナーなどは、糸よれ対策をしています。彼らには決まってスイベルが付いています。

 

 残念なことに、いわゆるオールドスピナーは、こうした最近のスピナーのような糸よれ対策は皆無なので、やはり糸がよれます。


 オールドリールのカーディナルを使っていることも一因ではありますが、悲しいほどにラインがよれて、ライントラブルに悩まされることもあります。

 そこで最近のスピナーのようにオールドリールにスイベルを付けて、若干でも糸よれを軽減することを考えますが、オールドリールの先端にどうやってスイベルを付けるかと悩んでいました。アイを付けて、それにスイベル付ければいいのですが、そのアイが省けないかと。

 まあスイベルを付けても、糸よれがゼロになることは無いのですが。

 色々調べてみると、良いものを見つけました。

 その名も「カシメルスイベル」。スイベルの片方の輪が開いていて(アイがオープンアイになっている。)、ブレットンなどのスピナーの先端に、その輪を通してかしめると、スピナーにスイベルが付けられます。

 

 本来はバスなどのダウンショットリグなどで使われるようですね。

 

 これば便利。強度はどうなのかなと思いますが、割と大きな魚でも大丈夫そうで、自分の通う渓流なら大きくても60㎝くらいの魚なので問題にならないでしょう。

カシメルスイベル付き Rooster Tail

 「カシメルスイベル」を「オールドスピナー」に。おススメです。

北海道の渓流釣りに欠かせない~対ヒグマ装備のこと

 近年の北海道では羆(ヒグマ)の個体数増加に伴い、人間との接触機会が増えていて、目撃情報や痕跡、さらに発展して事故が起きている。

北海道に生息する羆(ヒグマ)

 渓魚を相手に釣りをする上では、野山に分け入ることは日常であるため、羆の存在を意識せずにはいられなく、また、昨今の羆の情報により、年々その意識のなかにある畏れというか恐れは高まっていくばかり。

 

 私が北海道の山々を登山していた二十年前に比べると、その恐怖は相当に高まっている。そしてほぼ登山はしなくなり、代わりに渓流に行く事を趣味とする今。ヒグマ問題は暮らしの中で相当なウエイトを持つ。

 

 人を怖がらない、人を避けない羆が一定数いるという事実は、熊鈴や音を立てることはもはや逆効果という意見もある。また、出会ってしまった時の対処方法にも正解はなく、出会ってしまったら死の覚悟と相成るだろう。

 

 羆に会わない事が一番の解決策というのはもちろん理解できる。しかし、そうすることで、野山の自然と関わらない安全な日常を望むかどうか、一生を自然と向き合わずに過ごすのが自身の生き方か?というのは別の話。

 

 羆の出没情報は各市町村のホームページに概ね示されていて、釣りに出るエリアは、定期的に出没情報を確認している。

 

 しかし、当然、各町村のホームページに情報が掲載されているものが全てではない。近隣の町では、数年前の出没情報から更新されていないページがあったり、先日、町内の農家さんで羆の足跡を畑で見たという情報を口伝えで聞いたが、町のページには反映されていない。(町に通報していないのかも。)

 

 情報の共有は重要だと思うのだが、羆の出没が言われる田舎町でもそのように情報共有がなされていない現状。できれば、羆の痕跡は必ず町に連絡し、町がホームぺージで漏れなく公表する事をしてほしい。町の情報を纏めて北海道がホームページのフォームを統一して情報発信しても良いと思う。今の町村ごとの情報だと情報の質が町村によって違いすぎる。

 

 自分は源流のような山奥の溪に入る事はほとんどない。一人が多いし、釣行の時間が長く取れず、大体移動も含め2~3時間で行けるところしか釣り出来ないためだ。それでも、一応、町に近い場所以外は熊スプレーは持って行っている。羆はどこにでもいる。北海道の田舎町であれば、町はずれには居るものと認識しておいて間違いはない。

 

↓UDAP Pepper Powderという熊スプレー

熊スプレー UDAP

 

熊スプレーは、

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○射程距離が短い。概ね最大10m未満。メーカーによって異なるが、4m以内で使うのが有効のよう。
○風上に向かって噴射できない。(方向を選ぶ必要がある)
○スプレーは噴射時間が数秒であることを考えると一撃しか食らわせることができない。反撃されたら終わり。
○襲われたときに、とっさに安全ピンを外し、噴射する動きが取れるか。

これを考えると、果たして熊からの攻撃をかわし、生還するための手段になり得るか?結構疑問である。それでも、熊と対峙したときに助かる可能性のある方法としては唯一無二なのかもしれない。

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 熊スプレー。ほんとに昔から変化がない。20年以上進歩がない。数年で成分が変質して使えなくなるし、噴射時間も相変わらず短い。そして相変わらず高価。羆用ではなく、ツキノワグマ用は少し安価なものもあるが、ヒグマ用の熊スプレーは大体同じ。もう少し進歩があっても良いのではと思うが。

 

注)ヒグマにはヒグマ用の熊スプレーである必要がある。

 

 自分のは、UDAPのPepper Powderという熊スプレー。最大噴射距離は9mあるが、噴射時間が4秒しかない。もうすぐ有効期限が切れるので、違うのにしようかと思っている。

 

【候補1】カウンターアソルト 過去から現在に至るまで、これが最強の熊スプレー。噴射距離は9.7m 噴射時間は7秒。値段が高い。

【候補2】フロンティアーズマン カウンターアソルトとほぼ同じくらいの性能。噴射距離9.1m、噴射時間7秒。カウンターアソルトより安価。

 このいずれかの2択です。もう1つ、ラングスジャパンの熊撃退スプレー。羆用なのかツキノワ用なのかよくわからない。このメーカーがYoutubeで上げている動画は、グリズリーの映像を使っているが、最後の方に出てくる文章で、「ツキノワグマは・・・・」と書いてあり、羆に関して記述がない。安価なのですが、これはおそらく有効期限が短いものをディスカウントしているよう。

 熊鈴は、最近人を恐れない熊が多いとのことなので、持ったり持たなかったり。どちらが良いのかの結論は自分では出せていない。↓消音機能付きのクマベルは便利。

 

 後は最終手段の鉈。戦える気は全くしないけど。

 熊との関わり方、関わらない方法、熊の個体数が増えている今、解決方法は見え無い。