久しぶりの記事になります。
自分は渓流では、ミノーの他にルースターテールやブレットンなどのオールドスピナーを使う事が多いです。ミノーで出なくても、早春を除けば、スピナーを最終手段で投入すると、割とヒットしてくれます。どうにも釣れない時には、オールドスピナーの登場率が高いです。
オールドスピナーは中古で安く手に入れられることが魅力ですし、実績も現代のスピナーに劣る事は決してありません。
下はお気に入りのBrettonです。ブレットンは、フランスメイドの何の変哲もないスピナーですが、こやつはなかなかの実力者。
一方、最近のスピナーであるスミスのAR-Sやニアキス、ダイワのシルバークリークスピナーなどは、糸よれ対策をしています。彼らには決まってスイベルが付いています。
残念なことに、いわゆるオールドスピナーは、こうした最近のスピナーのような糸よれ対策は皆無なので、やはり糸がよれます。
オールドリールのカーディナルを使っていることも一因ではありますが、悲しいほどにラインがよれて、ライントラブルに悩まされることもあります。
そこで最近のスピナーのようにオールドリールにスイベルを付けて、若干でも糸よれを軽減することを考えますが、オールドリールの先端にどうやってスイベルを付けるかと悩んでいました。アイを付けて、それにスイベル付ければいいのですが、そのアイが省けないかと。
まあスイベルを付けても、糸よれがゼロになることは無いのですが。
色々調べてみると、良いものを見つけました。
その名も「カシメルスイベル」。スイベルの片方の輪が開いていて(アイがオープンアイになっている。)、ブレットンなどのスピナーの先端に、その輪を通してかしめると、スピナーにスイベルが付けられます。
本来はバスなどのダウンショットリグなどで使われるようですね。
これば便利。強度はどうなのかなと思いますが、割と大きな魚でも大丈夫そうで、自分の通う渓流なら大きくても60㎝くらいの魚なので問題にならないでしょう。
「カシメルスイベル」を「オールドスピナー」に。おススメです。