Yoko no Rhythm, Tate no Rhythm

人生を豊かにするために好きなことを時間の許す限り。ルアーでのトラウトフィッシング。スケートボード・スノーボードなどの横ノリとMTB・テレマークスキーなどの縦ノリ。音楽、の時間の話題を中心に。

Facesにはまった高校時代。「A Nod Is As Good As a Wink... to a Blind Horse」

高校時代、洋楽を聞き始めた頃、友人から借りて衝撃を受けたCD。

馬の耳に念仏-Faces

FACESの「A Nod Is As Good As a Wink... to a Blind Horse」(邦題は馬の耳に念仏)。Facesといえば、ジェフベックグループから加入のロッド・スチュワートロン・ウッドがメンバーとして有名ですが、そもそも前身のバンド、Small Facesからの3名、特に私はロニーレーンが好きでした。

Faces

アルバム最初の曲、Miss Judy's Farmのイントロをきくたび、ぞくぞくします。That's All You Needのスライドもこれという感じです。

ロニーレーンとロッドスチュワートのボーカルの掛け合いが聞けるDebrisも良いです。その裏には確執もあったのかもしれませんが。

バンドの音はけだるいというかルーズという表現が似合う感じで、酔いどれ・薄汚れたブリティッシュロックバンド的な、これぞまさにブリティッシュという感じを受けました。最初に聞いたとき、ただカッコいいと感じたのを覚えています。

社会人になって3年目、ロンドンに1年間語学留学という名のもと、遊びに行きました。その頃もやっぱり原点はこのブリティッシュロック。

昨日は何か、何も考えずにスカッとしたい気分だったので、このバンドの音をチョイスしました。けだるさの中の爽快感。といいましょうか。久しぶりに聞きましたが、やはりいつ聞いても名盤ですね。それにしても邦題が「馬の耳に念仏・・・」。念仏はロックと相容れるのか。 

A Nod is As Good As a Wink to a Blind Horse

A Nod is As Good As a Wink to a Blind Horse