残念ながら北海道には雪が積もり、私の今年の川シーズンは先週で終わりを告げました。自分のフィールドは大凡車で30分以内の本流と渓流。釣りには移動も含め3時間程度の時間しか取れないので、自ずとこの圏内で頑張るしかありません。遠征など到底無理。また、海アメや海サクラも魅力的なのですが、内陸のこの地には30分でたどり着ける海はありません。残念ですが、今年は納竿といたしました。
本流の広い流れと渓流の川歩き。この2つのフィールドで愛用しているリールがオールドリールの代名詞的な存在のアブガルシア カーディナルの33と44です。カーディナル33よりも一回り大きいのがカーディナル44。渓流は33、本流は44。
カーディナル33のオリジナルは1975年から2年間にわたり生産され、1990年と2003年に復刻版として復活しています。オリジナルが出たのは私が産まれて間もないまだ歩いていない頃。ほぼ年齢的には同じです。ただ私の所有するものは33・44共に復刻版逆シリアル、評判があまり宜しくない1990年のマミヤOP復刻版です。
カーディナル33は、ラインローラーをIOSのラインローラーハイパーに、アイベルのシャロースプール、プロテクティングリングもアイベルにしています。また、ドラグノブなどカーディナル3の黒いものにしています。純正のベイルマウントは削ってクイックキャストのようにしています。クイックキャストよりは、角度は、ゆるいと思います。ベイルは、3BP用の光沢ベイルを付けています。ほとんど分かりませんね。
見えないところでシャフトも3BPのものに変えてスプールのガタを無くすカスタムをしました。カーディナル復刻版特有のプリン巻は解消されています。ベイルのバネも社外品に交換済みです。
実はハンドルノブも交換したのですが、ネジが緩んでいたのでしょう。渓流を歩いているときにネジごとノブが落ちてしまい、気付いたら行方不明に。川に捧げてしまいました。ですので、純正品に逆戻り。その後変えていません。
↓今年のカーディナル33での釣果、エゾイワナです。
続いてカーディナル44ですが、44のほうはハンドルノブのみスタッグのものに交換していますが、基本的にはノーマル仕様です。
↓今年のカーディナル44での釣果、ブラウントラウトです。
↓中古品でもカーディナルは人気です。
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カーディナルの面白い所はこうやってカスタムをして楽しめるところでしょう。
写真映えもします。カラーリングや角張った形、インスプールは川の雰囲気に良く馴染みます。
ダイワ・シマノの現代のリールを使い慣れてから、オールドリールの門を叩いたので、確かに初めは重く、扱いにくく感じたものですが、カーディナルでの釣行を重ねるうちに、重さやライントラブルなどの不便さもさほど気にならなくなり、今では他の現代リールを使っていません。
↓カーディナルの書籍です。とても参考になりそうです。未入手ですが欲しいです。
オールドリール、ぜひ使ってみてください。お勧めいたします。